劇場版アクエリオン＆新劇場版ヱヴァンゲリヲン序
劇場版アクエリオンの先行上演＆舞台挨拶にＧＯＧＯ！ということで９時に秋葉着。正直、このアニメの人気の度合いが計れなかったので、大人気かガラガラの二択だろうな・・・・と思っていったら・・・・・大行列・・・・・
お姉さんたちが仰山並んでいましたよ。アクエリオンも女性ジャンルですか？さすが声優の舞台挨拶効果はでかいなぁ。
ということで舞台挨拶無しの夕方の回を予約し、一路池袋へ、目的は新劇場版ヱヴァンゲリヲン序の鑑賞です。
こちらはかつてのビッグタイトル、そして休日もあってかかなり混んでました。
さて、新劇場版ヱヴァンゲリヲン序の感想ですが・・・・・・
素直に面白かった。使徒襲来からラミエル撃破までが今回の話。ふんだんに盛り込まれた新規カットの作画、動き、コマワリがよく、非常にテンポよく見れました。
なんたって細かいメカの描写の書き込み、動きがすごい、さすがＧＡＩＮＡＸって感じです。他にも立体音響を生かし、ガヤが後から聞こえたりと、劇場じゃないと味わえない要素がふんだんに入っています。
ストーリーの大まかなところは同じなので、昔の声優さんの演技と比較したり、キャラが喋る台詞が先に頭に浮かんできたりと相当俺もエヴァ馬鹿だなぁと再認識したり。ミサトさんのギャグシーンの声質が若くなっていたり、ぺんぺんが自分の部屋を持っていて飲み物飲みながら椅子に座って寛ぐなど落とすところはおとし、ヤシマ作戦での日本から電気を集めるシーンの緊迫感などきっちり〆ています。
サキエルが第四使徒でリリスが第二使徒と断言され、顔が変わっていたり、シャムシェルの胴体の多足の動きがキモかったり、ラミエルの変形シーンが神がかっていたりと使徒線も全く飽きません。
そして次回予告の前にぜーレの手により復活するカヲル君、彼の前にあるアダム。そして次回予告でエヴァ参号機、エヴァ四号機の消失だけに留まらず、エヴァ六号機とかかーなーりー展開変わりそうです。今回は使徒は１３体だそうで、隠された意味を探るのも楽しいです。
初見の人も、かつてのファンも楽しめ、山あり、ギャグありと、しっかり基本を押さえた万人向けエンターテイメントの基本作品と言えるでしょう。これは行く価値ありです。
ミサトさんがえらくかわいらしくなっているなー、相変わらず綾波の胸は１４歳にしてはけしからんなぁー思いながら見ていましたよ。
で、アクエリオン、まずは一発逆転編。
いきなり温泉シーン。レイカさんい「スタイルいいし」というつぐみ、嫌味か？とりあえずつぐみが眼鏡取っていたので俺の目はつぐみしか見ていませんでした。男集もピエールとジュンの風呂シーンが！そしてそこに不動司令登場。岩の着ぐるみを被っていて！・・・・・なぜならそれが不動ＧＥＮだからだ！天使襲来→特訓→天使撃破といつものアクエリオンの流れですが、特訓が「歌」でテーマ曲を各キャラが歌いながら敵に勝つという意外なテーマ曲のかかり方、拳がガンガンでっかくなってそれをガンダムハンマーのようにして天使を倒す辺りがアクエリオン。最後の〆のシーンは副指令が温泉にゆっくり浸かって「何時は私が司令に・・・・」といったところに不動司令参上。もーいっつも全部持っていくなァ、司令。そうそう、男３人合体というレアなシーンも有り。
もう一つの本編はまさに劇場版オリジナルアクエリオンストーリー。同じキャストで別のトーマとアポロニアスのもの辺りが書かれていました。裏切り者スコルピオの転生者がシルヴィア・・・・・と見せかけて実はレイカさんだったり、ミスリードが好きなアクエリオンらしい話でしたわ。いきなりシリウス死亡から始まり、最後に颯爽と出てくるかな？よ思ったら、ずっと死んだままで出番のないシリウス、完全にメインヒロインでやっと不幸キャラ脱出！と思ったら実は自分が裏切り者だったという幸福の絶頂から不幸のどん底に落ちるレイカさん。つぐみへの片思いが全く実らないジュンと俺たちが期待しているアクエリオンのまんまです。そして本編でもそうでしたが、とにかくピエールがカッコイイ！本編でもいい兄貴分としてアポロを導いていましたが、今回はレイカさんの裏切りのきっかけとなったアイテムを奪い去り、トーマのケルビムの特攻、つぐみとジュンと一緒に壮大な自爆をしてアクエリオンを助けるという最大の見せ場を持っていきましたよ！ピエールの兄貴は間違いなく主人公。
最後は宇宙から地球まで無間拳やったと思ったら、無間拳がバラバラになり、どーんすんの？って思ったらそのパーツ一つ一つが拳ファンネルになって地表に降り注ぐ創世拳・・・・・・もう色色やらかすロボットだなァ。
今回はホントアクエリオン、強行型アクエリオンの戦闘シーンが気持ち悪いほど動きまくり！強行型はアーマゲドン、オメガだけでなく、恐竜型という第６の形態も披露し。ロボットアクション好きには溜まらないです。正直戦闘シーンを見るだけでも価値あり。完全にＴＶ版を楽しんだ人に向けて作られており、ＴＶ版が好きだった人は絶対に見にくべきかと。ああ、メカの描写は最高だけれど、人物の作画は微妙と言うテレビ版の駄目なところもきっちり受け継いでいます。
エヴァ、アクエリオン、両方とも当たりです。劇場に見に行く価値は充分ありますよ！
マルベリーhttp://www.mulberrybags-jp.com/
by マルベリー (2012-02-28 11:12)